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読了記録
■大崎梢「夏のくじら」(文春文庫) ★★★☆☆
 高知のよさこいが好きなら読む価値あり。青春小説。

■黒野伸一「万寿子さんの庭」(小学館文庫) ★★★☆☆
 老人と若い女性の友情物語。哀しいけど、素敵な友達。

■淺田次郎「夕映え天使」(新潮文庫) ★★☆☆☆
 短編集。さらっと読める人間模様。

■今邑彩「ルームメイト」(中公文庫) ★☆☆☆☆
 印象にあまり残ってない。ホラー系。

■恩田陸「蛇行する川のほとり」(集英社文庫) ★☆☆☆☆
 恩田陸らしい一冊。舞台は現代だが、少年少女の叙情ファンタジー。

■貫井徳郎「崩れる」(角川文庫) ★★☆☆☆
 結婚に関する、崩れる。私は好き。

■辻村深月「太陽の坐る場所」(文春文庫) ★★☆☆☆
 同級生を巡る、過去と現在。だましが上手い。青春と現実の狭間で揺れ動く。

■米澤穂信「愚者のエンドロール」(角川文庫) ★★☆☆☆
 青春ミステリ。まぁまぁ。
 
■中村ふみ「裏閻魔」(判佝納辧法 ★☆☆☆
 設定と人物描写が好き。あと少し押しがあれば良かったのに。

■東川篤哉「殺意は必ず三度ある」(実業之日本社) ★★☆☆☆
 野球好きじゃないとちょっときついか。いまいち。

■大村芳弘「超巨大潜水空母」(コスミック文庫) ★★★☆☆
 私的に面白かった。TRPGシナリオのネタとしてありでしょ?

■近藤史恵「サクリファイス」(新潮文庫) ★★★★☆
 以前紹介した本。お勧め。

■ルイス・ベイヤード「陸軍士官学校の死 上・下」(創元推理文庫) ★★★★☆
 以前紹介した本。ミステリとしてお勧め。

■有川浩「レインツリーの国」(新潮文庫) ☆☆☆☆☆
 図書館戦争の作中作品。印象に残ってない。

■佐々木譲「エトロフ発緊急電」(新潮文庫) ★★☆☆☆
 謀略もの。面白かったけど、人を選ぶ。

■畠中恵「いっちばん」(新潮文庫) ★★☆☆☆
 続きもの。このシリーズはずっと好きで買ってる。

■貫井徳郎「悪党たちは千里を走る」(幻冬舎文庫) ★★☆☆☆
 軽いコメディタッチのミステリ。面白いよ。

■貫井徳郎「被害者は誰?」(講談社文庫) ★★☆☆☆
 吉祥院慶彦のキャラが面白い。しっかりしたミステリ。

■有川浩「阪急電車」(幻冬舎文庫) ★★★☆☆
 これはお勧め。電車の中で読むとより良い。ほっこりできる。

■米澤穂信「インシテミル」(文春文庫) ★★★☆☆
 映画にもなったミステリ。ミステリ好きじゃないと、オマージュがわからない感じ。私は好き。
| 役に立たない本情報&読了記録 | 21:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
貴志祐介「新世界より(上・中・下)」(講談社文庫)
評価:
コメント:貴志祐介の作品として「大好き」の部類に入り、この重厚な世界観、物語の展開、SFとミステリとホラー好きに満足感を与えてくれた良質のエンターテイメント。楽しかった!

 豊かな自然の中にある神栖66町という集落。夕方になると「家路」が流れ、外で遊んでいた子供たちは帰宅の途につく。周囲を八丁標(はっちょうじめ)と呼ばれる注連縄で囲まれた郷に暮らす人々は、「神の力」を持ち、平和に暮らしていた。外は化けネズミ、風船犬、猫だまし、ミノシロ、……そして悪鬼と業鬼が居ると言われ、子供たちはその結界に守られて、何事もなく大人になっていくはずだった。

(以下、多少ネタばれも含まれるので、作品を読む前に予備知識なしで読みたい方は読まないでくださいね)

タイトルの「新世界より」を見ると、当然ドヴォルザークの交響曲第9番を思い出すのは私だけじゃないだろう。そのタイトル通りというか、作品中でも象徴的に描かれている夕方のシーン。
子供たちが外で遊んでいて、夏の終わりか初秋の夕暮れ。赤とんぼの群れ。水田。松林。そこに響くドヴォルザークの「新世界より」第2楽章「家路」。

私達の世代なら確実に聞いたことのある「家路」。確か私の小学校では、下校の音楽だった。やはり思い出すのは、初秋の夕暮れ。アナウンスに乗って「家路」が聞こえると、何やら寂しい気持ちになったものだ。

そういう30代の読者の「子供時代」と被さるように、主人公たちの「世界」が描かれていく。

一昔前、もっといえば、私の両親の時代の日本の情景をバックグラウンドに、不思議なしきたりと不気味な生物(ミノシロ)が描かれる。

そこは美しく平和な別世界ではなく、日本の1000年後の未来だった。

面白いのは、生態系。実在する生物と同時に実在しない生物を詳細に書いているものだから、両方実在するかのように錯覚してしまうほどの出来。「天使の囀り」でも発揮したあの生物に対するこだわりが爆発している(笑)。自然界でも目をそむけたくなるほど悪意に満ちた生物は実在しているが、意外に知られていない。それをうまく利用して、「ええ?」と思うほどの生き物を創り出している。それが1000年後の世界にリアリティをもたらしている。

悪鬼や業鬼と呼ばれるモノたちが居ても、おかしくない、そんな気分にさせられる。

もうひとつのキーは、「神の力」と呼ばれる念動力(サイコキネシス)。それを持ち、訓練された人間たちは生態系において最強であり、神である。化けネズミを従え、そして殺す権利を持つのは「神の力」を持つためである。

そんな世界で育ち、疑問を持った主人公たちは、子供らしい好奇心のために夏季キャンプで枠の外へと踏み出してしまう。しかし枠の外へ踏み出した罰として「神の力」を封じられた彼らを待ち受けていたのは、高度な社会性と知性を持ち、人間社会に従わされている化けネズミ達の戦場だった。

バケネズミがすごく良くできていて、ドキドキわくわくさせられてしまう。

貴志祐介の作品は「黒い家」「天使の囀り」あたりは好きなのだが、以前読んだ「クリムゾンの迷宮」「青の炎」あたりでかなりがっかりしていたので、あまり期待せずに読んだのだが、上巻の半分当たりですっかりとりこになり、あっという間に分厚い3冊を読んでしまった。

SFとホラーの割合が非常にバランスよくて、以前の作品よりもこの作品が貴志作品の中で一番のお気に入りになってしまった。生物好きには仕方ないかもしれない(苦笑)。

SFとホラー好きな人には超お勧めだが、一般受けはしない。生物系が苦手な人にも受け入れられない可能性大。

今年読んだ中でランキングするとしたら、現時点で堂々の1位。なかなかこういう骨太な作品に出会うことがないので、出会えてラッキーだとすら思える作品だった。とても面白かった。もう一回読もうと思う。

| 役に立たない本情報&読了記録 | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
近藤史恵「サクリファイス」(新潮文庫)
評価:
コメント:ロードレースを知らない人でもミステリ好きではなくても、楽しめると思う上質の作品。ミステリとしても出来が良く、近藤史恵の『凍える島』とはまた別の世界がある。

 陸上選手から自転車ロードレースの選手になった白石誓。プロのロードレーサーとなり、チーム・オッジの新人選手としてトレーニングを重ねる日々を送っていた。日本でのレース、ツール・ド・ジャポンに参加することに決まった白石は、チームのエース石尾の黒い噂を聞き、尊敬しつつもどこか石尾のことを恐れている自分に気づく。そして欧州のチームが日本選手をスカウトするつもりだということを知る。

近藤史恵作品、自転車競技が取り上げられている、という2点で購入した作品。

近藤史恵は「凍える島」(鮎川哲也賞受賞)を読んで、「渋い。そして良い作品を書くが、あともうひと押し欲しい作者」という印象を持っていた。好みだが、手放しで他人に「良いよ」と薦められない、もやもやっとしたところがある著者だった。ミステリ作品としては非常に完成度は高いが、人物像の書き込みとかがもうちょっとね、という感じだったのだ。

それを良い意味で覆してくれた作品がこの「サクリファイス」。

これは皆にお薦めしたい作品。この夏Yonda?のお薦め作品にもなっているぐらいだから、万人に受ける仕上がりとなっている。しかも自転車競技って何?という方にも、お薦めできる。ミステリとか、あんまり興味ないんだけど……、という方にもお薦めできる、希有な作品となっている。

この一冊を読めば、ロードレースにも興味が出るだろうし(ツール・ド・フランスが楽しめるようになりますよ!)、ミステリの二重三重の仕掛けにも満足できること間違いなしである。

白石誓のロードレースに掛ける情熱は、近藤史恵さんが作品に掛ける情熱と何となく印象が重なるのは、偶然ではない気がする。その重なり具合が、この作品の滋味につながったのではないか、という気がしてならない。

| 役に立たない本情報&読了記録 | 08:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
有川浩「図書館戦争」(角川文庫)
評価:
コメント:良質のエンターテイメント作品。しっかりした背景と設定。ただし少女漫画的な恋愛展開が苦手な人は、微妙かも。肩の力を抜いて、若かりし頃を苦笑しつつ思い出す方向で楽しむが吉。

図書館戦争シリーズとして、文庫化。
1)図書館戦争
2)図書館内乱
3)図書館危機
4)図書館革命
4冊で完結。単行本あとがき、文庫化あとがき、書き下ろしの外伝、特別対談(x児島清)がついていて、かなりお買い得である。

昭和最終年度、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律として「メディア良化法」が成立・施行された。 この法律に対抗すべく成立した通称「図書館の自由法」。この二つの法律施行から、30年。メディアに対し検閲を行う良化特務機関と、それに対抗する図書館側はともに武装化し、抗争を繰り広げていた。 2019年(正化31年)、図書館隊に1人の少女が入隊した。高校時代に出会った図書隊員の『王子様』の姿にあこがれ、検閲から本を守るため、防衛員として軍事訓練を受けていた。そんな彼女にエリート部隊・図書特殊部隊への配属が決まり……。

設定と言い、正確な描写と言い、戦闘にも手を抜かない詳細、法律と政治、どれをとってもとても良くできている。が、どーして、『王子様』なんだろう……。少女マンガ的な展開がどーしても受け入れられない他は、とても好きな作品だ。主人公の熱血具合も悪くないが、残念なことに感情移入できないのは、年齢のせいかもしれない。中学生のころに読んでいたら、きっと大好きな作品になっていたことだろう。

エンターテイメント作品としてとても良い出来。不条理とか現実とかそういうのを求める人はちょっと残念に思いつつも、自分の若かったころを思い出して、温かく見守れる作品なのではないかと思う。

 うん、面白かったよ!

 ひとつ、やっぱり本好きとして、検閲、そして自主規制の怖さを思い知った。著者にも「自主規制」を求める出版社。本当にそれは必要なのか。表現の自由がいかにもろいものかと思い知った作品でもあった。



| 役に立たない本情報&読了記録 | 19:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
池上 永一「テンペスト」(角川文庫)
評価:
コメント:ライトノベルとして読むと納得。面白いけど、不満が残る小説。

お世話になった方(海外在住、年配)に送るのに何か良さげな本はないかと、探していて手に取った一冊。「春雷」「夏雲」「秋雨」「冬虹」の合計4冊。

幕末の琉球王朝で、最年少で科試(こうし)を突破した孫寧温(そんねいおん)。13歳の若さで難関を突破した少年は、実は女だった……。清と薩摩の間に挟まれ、外交と貿易でしたたかに繁栄をつづけていた琉球王国の運命は大きく変わろうとしていた。

NHK連続ドラマになったようだから、安心クオリティかと思ったのだが、中身はライトノベルだったのでびっくり。

展開が超絶に速い。テンポが良く、急展開が続くので、あっという間に4冊読破。4冊に人生10年ぐらいの内容が詰まっているのだから、1冊の内容をもうちょっとじっくり展開するぐらいが良いのだが。沖縄の宮廷生活が良く分かって面白いし、首里城の仕組みもよく勉強できる。キャラクターも魅力的だが、なんというか、超ご都合主義なのはどうなんだろう……(笑)。エンディングに憤慨したのは、私だけじゃないと思う。真牛のキャラクターが一番良くできていた気がします。真牛の根性はとても素晴らしいと思う。そんな性格にどうやったらそうなるんだよというのは置いといて。

結局、お世話になった方にはこの本は送らないことにしました。
私の好みではなかったので。
| 役に立たない本情報&読了記録 | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
大崎 梢「配達あかずきん」(創元推理文庫)
評価:
大崎 梢
東京創元社
コメント:本屋好き、本好き、ミステリ好き、なら読んで損なし。久しぶりに当たり!という感覚を味わった作品。

ずいぶん前にどこかで書名を聞いて、興味あった一作。
本屋の平積みになっていて、「むむっ」と悩んだ結果、次の作品名も好みだったので手に取った作品。

創元推理文庫に非常に相応しい作品。
北村薫、加納朋子の「日常の謎」を扱うラインに並んでいて、謎も構成も秀逸。久しぶりに「アタリ」を引いた気分で、読み終わるのが惜しかった。

主人公の杏子は、駅前の成風堂で働く書店員。本は好きだが、月に4,5冊読むぐらい。アルバイト店員の多絵は、パズル好きで勘が良い。中堅どころの書店で忙しく働く二人の元にさまざまな事件が起こる。

「パンダは囁く」
本好きにしたら、パンダはアレですよね?
というニヤニヤしっぱなしの謎解き。暗号のようなメッセージを元に本を探して欲しいという依頼に張り切る杏子と多絵。意外な結末が実に憎い。

「標野にて 君が袖振る」
普段は漫画を買わないご婦人が「あさきゆめみし」を1冊買った後、失踪した。切ない気持にさせられる、一作。中高時代に「あさきゆめみし」を読んだ人は一層身にしみる。

「配達あかずきん」
タイトルにもなった作品だが、不条理な悪意が日常に潜む、というパターン。美容店の常連客が広げた雑誌に、その客の盗撮写真が挟まれていて大騒ぎに。責任を問われた、美容店の店長が窮地に陥る。その雑誌を届けている書店の配達員は、あかずきんちゃんのようにほんわかしている女の子なのだが……ぼーっとしていてあぶなっかしい。実際に居たら、いらいらしそうだが、この子が実に良い味を出していて、救われる。

「六冊目のメッセージ」
入院中の女性に届けられた、5冊の本。どれも書店員のお勧めだという。退院した女性は、その書店員を探して成風堂を訪れるが……。この話、大好き。爽やか!入院中に素敵な本が届けられたら、そりゃもう、ね?

「ディスプレイ・リプレイ」
出版社が主催する、ディスプレイコンテストに応募することになり、張り切る美術好きのバイト店員。杏子も多絵も応援し、書店の客をも巻き込んで盛り上がるのだが……。
驚くような悪意が出てきて、驚く作品。どのパーツを巧くはまっていて、シリアスすぎず、簡単すぎず、絶妙なさじ加減。

このシリーズはさらに「晩夏に捧ぐ」「サイン会はいかが?」と続いている。楽しみだ!
| 役に立たない本情報&読了記録 | 11:48 | comments(2) | trackbacks(0) |
畠中 恵「うそうそ」(新潮文庫)
評価:
畠中 恵
新潮社
コメント:シリーズ第5弾。長編。読み応えあり。次回作が楽しみ。

 「うそうそ」はシリーズ第5弾。なんと、若だんなが湯治に出かけるという旅行のお話。このシリーズには珍しい、長編。

 箱根に湯治に行く ことになった、若だんな。体が弱い若だんなを大事に大事にする二人の手代と、母違いの兄と一緒に出かけたまでは良かったが、とんでもない災難に巻き込まれ る……。

 これでもか、というぐらいに災難に出会うのだが、若だんなの意地っ張りも手伝って、弱音を吐かずにのんびりと振舞うところが微 笑ましい。普段頑張っている人に、ちょっとほっとして欲しいときに読んでもらいたい作品。

 ちょっと次への伏線も引いたような感じで、次 回作が楽しみ。
| 役に立たない本情報&読了記録 | 11:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
畠中 恵「おまけのこ」(新潮文庫)
評価:
新潮社
コメント:シリーズ第4弾。短編集。「畳紙」がお勧め。

 お久しぶりです。
本を久しぶりに読んだので、読了記録をば。

畠中 恵「おまけのこ」(新潮文庫)

  長崎屋の若だんなは、ちょっと人とは違う。体が弱く、妖(あやかし)である二人の手代に甘やかされ、離れにある妖たちと暮らす毎日。そんな若だんなの周り に巻き起こる不思議なことや騒動を綴った物語。
 「しゃばけ」シリーズは、私が日本に帰ってきて、本屋で見かけて気になって買い始めたシリーズ。 ゆるーく、まったりと読めるのが嬉しい。時代小説+妖+日常の謎というエッセンスが巧く絡まっている良作。宮部みゆきの「お初捕物控」シリーズに構成は似 ているが、肩肘張らない、微笑ましい雰囲気が今の風潮に合っているのかもしれない。

 「おまけのこ」は「しゃばけ」シリーズの第4弾。若 だんなシリーズの短編集。

 中でもシリーズの中で出てきた厚化粧の娘と屏風のぞきの話、「畳紙」が良かった。いつもは脇役の二人が主人公 で、実に微笑ましい。白壁のように厚化粧をするので有名な娘が「化粧をやめたくて仕方ないのに、どうして厚化粧を止められないのか?」と悩みを屏風のぞき にするという話。

 屏風のぞきは、ちなみに妖である。

 娘さんは、ずっと夢の中の話だと思っている。このぼけっぷりが笑 える。
| 役に立たない本情報&読了記録 | 11:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
SW2.0
(前置き)
TRPGって何?という方。オフのリアル友人の方々。
全くもって、意味がわからぬと思いますが。

実は花鳥風月って、そういうページです。

それでは覚悟して以下へどうぞ。
ソードワールドRPG(略してSW)@Wikipedia

そして読んでくださっている、オンのメンバーの皆様。
いつもTRPG話、なくってすみません……っ。
HP放置プレイで、すんませんっ。
誰も期待してなくても、そのまま継続させますので(理由:自分が遊びたいから)見捨てずよろしくお願いします。
(前置き終了)

SW2.0が出ましたねー。っていうか、

え、出たの?!何で今更?!

と思ったのは内緒。
まぁSWのリプレイシリーズもずっと続いていたし、「何で今更」感はありましたがアリなんだろうなぁと、興味津々でルールブックを斜め読み。

アリアン風味な、SW……?

というのが軽く目を通したところでの、第一印象。

でも何と言っても特筆すべきは。
まずページをぴらっと開いて目に入った、

タビット


うっ。

タビット、イカス。絵はこちらをどうぞ。
うさぎだ、うさぎ。しかも

頭脳労働に特化したその能力は、魔法使いとしてほかの種族の追随を許しません。ただし戦士としての能力はぶっちぎりで最下位です


魔法使いとしてほかの種族の追随を許しません

戦士としての能力はぶっちぎりで最下位です


ハイ!私、タビットやりたい!


戦略とかキャラ攻略とかスキルとか、全くもってサクッと無視です。
何せ、ストーリーテイラー属性&マイナー属性のみでキャラメイクするのが私ですから。
趣味に走って何ぼ。
文句は許しませぬ。

ついでに
リプレイも読ませていただきましたが、やはり……肌に合いません。
楽しそうな、まったりした感じなのですが、もう、どうにもぬるすぎて駄目でした……。
すんません。彼女のマスタリングとシナリオが私の性に合ってないだけなので、一般的な方々には楽しんでもらえることかと思います。

「ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち(1)」
著:秋田 みやび&グループSNE

ちなみに私が好きなのは、「リプレイ第1部、スチャラカ冒険隊編」。
これはもー間違いなく、私の中でのSWを決定付けました。

そんなことはともかく。
SW2.0は発売直後に早くも重版を重ね(エラッタも即出(笑))、さらにはSW2.0のルールブックIIも発売予定だとか。
イラストも綺麗で、ソードワールドのテイストを残しながら、巧く今風のルーリングを持ってきたところは良い出来かと。

初心者には安心してお勧めできそうなところが、さすがソードワールド。
ルールブックは文庫版なのも、いつもながらの初心者設計。

うーん、これだと久しぶりにやってみよう、という人が花鳥風月でも出てくるかなぁ?
私の個人的テイストによりチョイスされたシステムだと、誰もプレイヤーが集まりそうも無いので、もしやりたい、という奇特な方がいらっしゃったら是非ともご一報を。即、ルールブックを取り寄せます。
| 役に立たない本情報&読了記録 | 08:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
Timebook Townのポイント還元25%キャンペーン
電子書籍サイト【Timebook Town】で手軽に読書!Timebook Town

海外に住んでいて一番困るのは、日本の書籍が手軽に読めないこと。それをカバーするなら電子書籍と思っていたが、なかなか良いサイトがなかった。Timebook Townは海外からもOK!で(ちょっと手間は掛かるが)、サイトのインターフェイスも非常に良かったので、一度、有栖川有栖の「乱鴉の島」(新潮社)を購入してみた。立ち読みできる上に専用ビューアーも中々良く(最初のダウンロードが多少遅いが読書するには問題ない) 、文字の大きさも十分。ただ読める期間が60日と限定されており、「値段を100円プラスしてもいいから半永久に読めないのかなあ」と思っていた。残念ながら「乱鴉の島」にはないが、書籍によってはロングタイム(会員期間中いつでも読める)があるので、まぁその点は我慢できる。

それはともかく。

今回お知らせが届いた。

25%ポイント還元、ミステリーフェアー!!!
名作・新作を含む、81作品が立ち読み可!
その他も充実。
江戸川乱歩「三角館の恐怖」、有栖川有栖「46番目の密室」、小栗虫太郎「完全密室」、折原一「倒錯のロンド」、貫井徳郎「慟哭」、加納朋子「掌の中の小鳥」
などなど。

……嬉しい。嬉しすぎる。

普通に日本で買うよりも、少し安い値段で買える!
今まで、600円の書籍に1000円近く払っていたというのに!
もうNYの紀伊国屋まで行かなくてもいいのだ!!(T T)

それにそれに、恩田陸のTimeTown書き下ろし「卒業」も発見!短編でロングタイム(会員期間中はいつでも読める)で157円(税込)

買いでしょ?

| 役に立たない本情報&読了記録 | 20:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
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